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大船渡市魚市場の概要

名称 地方卸売市場大船渡市魚市場
開設認可日 昭和39年9月21日
開設者 大船渡市
卸売業者 大船渡魚市場株式会社
買受人 79人(令和3年4月1日現在)
所在地 岩手県大船渡市大船渡町字永沢209番地
敷地面積 38,120.75平方メートル
卸売場面積 14,391.81平方メートル
取扱品目 生鮮水産物及びその加工品
開場時間 午前5時から午後5時まで
※臨時に変更することがあります。
市場の休日 (1) 1月1日から同月3日までの日及び12月31日
(2) 8月14日から同月16日までの日
(3) 上記(1)(2)を除く日曜日
※ただし、休日が追加されること又は臨時に変更することがあります。
※上記は卸売の休日です。3階、4階の施設は毎週水曜日定休となります。

卸売業者の概要

社名 大船渡魚市場株式会社
所在地 岩手県大船渡市大船渡町字永沢209
設立 昭和26年6月13日
資本金 1億3,300万円
代表者 代表取締役 千葉隆美
役員 9名
従業員 24名
株主数 409名

大船渡魚市場株式会社の沿革(PDF)


新大船渡市魚市場整備事業について

大船渡市魚市場は、世界有数の三陸漁場を前にし、その水揚げ基地として生産者と消費者の結び役としての機能を有し、水揚げを通じ地域経済の発展に大きく寄与してきました。

しかし、昭和39年に整備された旧魚市場は施設自体が老朽化していたことや、施設形態が衛生管理等が重視される以前の設計であるため、水産物の品質管理に十分に対応できない状況となっていたことから、高度な機能を備えた新たな市場の整備が求められていました。

このことから、新魚市場整備の望ましいあり方を検討するため、平成11年に大船渡魚市場整備基本構想検討委員会を設置して協議し、「大船渡魚市場整備基本構想」「大船渡魚市場整備基本計画」を取りまとめ、新しい魚市場の基本理念・基本方針を次のように設定し、これに基づいて整備を進め、平成28年度に整備を完了しました。

【基本理念】
・水産物の適正な価格形成と、安全な水産物の安定供給の役割を担う拠点的魚市場の整備
・水産のまち大船渡のシンボルとして地域の活性化を担う魚市場の整備

【基本方針】
・水揚げ増強による水産物の安定供給
・高度衛生管理、高鮮度管理対応型の魚市場の整備
・地域に新たなにぎわい拠点を形成する開かれた魚市場の実現

平成26年4月には高度な衛生管理と鮮度管理に対応した新魚市場の供用を開始し、平成28年2月にはサンマとイサダの水揚専用岸壁である南側岸壁上屋の供用を開始しました。

新大船渡市魚市場整備事業の経過

平成11年度 大船渡魚市場整備基本構想検討委員会を設置し、検討を開始(12月)
平成12年度 大船渡魚市場整備基本構想・基本計画を策定(3月)
平成13年度 魚市場運営基本計画を策定(3月)
平成14年度 漁港整備(埋立埠頭部)に係る公有水面埋立について、関係漁協が同意(5月)
特定漁港漁場整備事業計画(大船渡広域漁港)を水産庁が承認(11月)
平成15年度 岩手県が漁港整備事業(埋立地盤改良)に着手(1月)
魚市場基本設計デザインプロポーザルを実施し、設計者に㈱梓設計を選定(2月)
平成16年度 魚市場施設基本設計完了(3月)
平成19年度 埋立埠頭部用地造成工事完了(11月)
流通構造改革拠点整備事業基本計画を水産庁が承認(3月)
大船渡魚市場実施設計完了(3月)
平成20年度 魚市場整備にかかる県と市の基本協定を締結(11月)
建築工事、電気設備工事に着手(3月)
平成21年度 給排水空調設備工事に着手(5月)
平成22年度 東日本大震災により工事現場が被災し、工事中止(3月)
平成24年度 魚市場建設工事(建築、給排水空調設備、電気設備)を再開(6月)
製氷施設工事着工(2月)
展示施設工事着工(3月)
平成25年度 製氷施設工事完了(2月)
建築工事、電気設備工事、給排水空調設備工事完了(3月)
平成26年度 埋立埠頭部供用開始(4月)
展示施設工事完了(6月)
平成27年度 漁船員向けの福利厚生施設完成(10月)
南側岸壁上屋完成(2月)
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